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2008年INDEX | ||
ゴムのギャップ2008年10月21日9.8円のギャップアップで寄り付いたゴムは寄り付き後も上げていく。9時半ころに売り始め下げずにまた上げてきたところでも売るが、逆行して早々と10時過ぎにはストップ高を付けて前引けまで張り付き。こうなると今の相場、ある程度の信念をもって売ってはいるが、このままストップ高に張り付いて明日も朝からストップ高かもしれないなどという妄想が頭によぎる。後場寄りの10円超のギャップダウンをみてここで利食うのは甘いと感じつつも、半玉はやれやれの利食い。 後場に持ち越すとか明日に持ち越すといった類の取引は、もはや丁半博打の要素が殆どである。それにしてもつい先日とうとう160円を割ったかと思ったところだが、僅か2営業日で200円を超えてくるとは感覚以上に値動きのスピードが早い。 東京ゴム先限5分足
<本日の売買> ・ゴム 09/03 日計り 3勝0敗(トータル+21.6) <10月21日現在建て玉> ・原油 09/01 売り平均80220(8/7) 一般大豆の新補買い2008年10月16日本日の取引は新補の一般大豆をお付き合いがてら買ったのみ。おそらく入らないであろうと思う指値を入れていたが、5番限までストップ安が並んだせいかその指値よりもずっと下で約定。本日はストップ安に張り付く商品が多く、動いてくるとすれば白金か?と思いつつも他にもやることがあり商品先物は2時で終了。ここ1か月程はせっせと損確定の注文を優先して出しているがその額がでかい。もっとも、利益幅のほうがずっと大きいので何のためらいもなく出せているのではあるが。順行するも逆行するも僅かな日数でびっくりするほどの損益値幅になっている。 一般大豆の10月限以降の取引単位が50,000kgから10,000kgへと変更され倍率が50倍から10倍となり、立会が1日4節から6節へと増設された。ついでに小豆の立会が前場1・3節、後場1.3節から前場2・3節、後場1・2節へと変更された。小豆は毎節注文を出しているが、今後はより一層立会開始時間がずれ込んだりしてばらつきそうな予感。一般大豆の倍率が30倍時代だった頃はコーンと絡める時など何かと違和感があったが50倍になって個人的にはやれやれ、そして今回はNON大豆と同じ10倍へ。一般大豆は2年前の3万円から8万円まで上げて元の鞘に戻ろうかという状況だが、本来であれば6万円や7万円と過去の相場とは次元の違う値になってきたときに変更するものではないか? 一般大豆月足
今年のような相場つきであれば手数料も殆ど気にはならないが、今後3万円台で落ち着くようなことであれば手数料の5倍化は大いに気になる。感覚的には対面取引時代の手数料の重さに近いものがある。現在は大勢急落中なのでボラティリティはまだ落ちていないが、年間の勝ち負けすべての取引を合算にした1枚当たりの利益が5桁にも程遠い身である者としては、利益幅における手数料比率にはシビアに成らざるをえない。 日経225先物は売りで大きな利食いが続いていたが、14日の買いが大きな損切りとなった。負けトレードのアベレージが80円のこのシステムにとっては有り得ないような損切り幅である。バカでかいギャップが上下に続いてちゃぶつくような事だけは勘弁願いたい。14日の時点でこのままストレートのV字反転など十中八九有り得ないとの思いであったが、システムが順調ということもあり思惑での売買は度胸もなく手出しできていない。 <本日の売買> ・大豆 09/10 買い35390 <10月16日現在建て玉> ・原油 09/01 売り平均80220(8/7) 最近の取引2008年10月13日ここ1ヶ月の商品先物の取引は、商取を日常的に行うようになってから最低水準の取引しかしていない。損を切るのとやらねばよかった余計な取引と日計り少々。大きな損切りもあったが残した玉の利幅も大きく有効額は少々増加。自分にとっては昨日今日に始まったことではないが、玉を建てる時点でのリスク幅が合わない。リスク額はある程度調整できてもリスク幅が自分の許容できる範囲をはみ出してしまうのでなかなか建てる機会に恵まれない。 一生のうちに2度経験できるだろうかというような状況にあり随分と下げたものだが、超マイナーな銘柄ならともかく、コーンや原油が僅か3ヶ月で半額にまで下落するような想定は基本的に頭にはなかったので、余計なことはせず利の乗った玉だけ残しておけば良かったと分かるのは、毎度のことながら実際にそれなりの値が付いてからである。コーンの月足を見ると、2、3年前までなら96年と04年が突出したとてつもない大相場に映っていたが、今となると何とも可愛いい相場にしか映らない。 東京コーン月足
最近は証拠金や制限値幅はおろかメジャー商品の終値さえも頭に入っておらず、この商品がこんな値になっていたのかと思う事がしばしばという有様になっている。片張りであれば超長期で金あたりを買っておくか、少ない枚数で利の乗った玉を中長期で伸ばすのか、日足に換算すると2年近くになる1日400本余りの1分足をひと区切りの期間と考えた日計りをするくらいしか考えていない。板が薄く開く傾向にあるのであまり細かい値幅での日銭稼ぎはやり難いが、白金など日計りで100円超えの利食いも難しい事ではない状況にある。 日経225先物は売っては利食いを繰り返して急速に累積利益が伸びている。年間取引回数が190回程度の短期システムであるが、ボラの低い保合い期でややマイナス〜ややプラス。ボラが高いか、上であろうが下であろうがどちらか1方向に動けば利益が上がるであろう単純なシステムなので、これだけ急速に下落すれば利益があがるのも当然である。実運用は2年に満たないが、このシステムを作って以降は2万円の時代も8000円の時代も上げ相場の時も下げ相場の時も、累積損益は一応遜色なく右肩上がりで推移しており、一喜一憂など感情とは無縁にこういったシステムを淡々と続けているのが一番手堅いように思う。市場がどんな状況にあろうと意地を張るとか予測するとかの要素は一切入れていないシステムの強みか? FXはユーロ/円のショートで225同様に過去にないような利益をあげたが、余計なポジションも多々あり、そちらのほうで吹き飛ばしてしまいこの時期結局トントンに毛が生えた程度しか利益があげられていない。やるべき売買を繰り返す中に負けトレードがあるのは全然問題ないが、何年やっていても余計な事をしてしまったと思うトレードがなくならない。最近は通貨オプションを取引できる体制にしておくのが良かろうかと思い始めているが、経験もなく気軽に始める事こそ余計な事になりはしないかと躊躇中。 何かと先行き不透明な情勢になって、各取引員や商品取引所自体の進退は自分の身にも多少なりとも影響が振りかかってくるので気がかりであるが、特に自分には影響もない手持ちのクレジットカードが最近だけで3枚も一方的に廃止になった。いつ頃からか提携カードが無数に出てきては顧客確保のための勧誘の嵐であるが、一応は信用第一の業界であるだけにプライドもなく簡単に止めてしまうのは少々意外だった。企業もなりふり構わず跳び付いてはすぐ諦め、継続的な努力よりも目先の実利優先の傾向にあるようである。そういえば子供の頃にはよく耳にした「石の上にも三年」という言葉は今では耳にすることがなくなった。 戦後日本がアメリカ化してきたのは必然的な事ではあるが、反面教師としての部分ばかりを輸入している、あるいは輸入させられているのではないかとさえ感じてならない。アメリカには突拍子もない所謂言いがかり裁判といえる有名な判例がいくつもあるが、日本でもその傾向が伺える。近い将来には日本でも過去の感性とは一線を越えた判決が出てくるのであろう。世の中全体が過去の商品先物取引市場のように貧乏クジの引かせ合いのような形相である。相場に限ったことではなくあらゆる処で、過去数十年にわたって培ってきた定石や常識・モラルといったものが通用しなくなってきた以上、本望ではないがその場その場の状況で要領良く渡り歩いていくしかしょうがない。 <10月13日現在建て玉> ・原油 09/01 売り平均80220(8/7) |
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